恋に翻弄される可憐な踊り子スター
シャー・ルーク・カーンの「Baazigar(賭ける男)」(1993)でデビューし、初期はゴーヴィンダと多くコンビを組んだシルパー。しかし、ボリウッドきってのプレイボーイ、アクシェイ・クマールに毒牙にかかる??(アッキーはラヴィーナとも浮き名を流し、結局、トゥインクル・カンナーと結婚)この件でボリウッドのゴシップ系映画雑誌「STARDUST」を告訴し、勝訴している。
確かにシルパーはそんな儚い女が似合う。獄中のギャングスター、サンジャイ・ダットを待つ情婦役の「Jung(闘い)」(2000)、怪しげな軍医と密会する「Tarkieb(方法)」(2000)。「Dhadkan(鼓動)」(2000)ではスニール・シェッティーにひたらすら求愛される人妻ヒロインを演じるが、天下のヒロインにはどこか物足りなさを感じてしまったものだ(皮肉にも夫役はかのアッキー。もっとも1999年にクランクインしたはずの「Sazaa」は流れそう??)。
しかし、踊りはピカイチ! かつて南インドのヒンドゥー寺院に抱えられていたデーヴァダーシー(神が召した踊り子)たちが伝えた舞踊バラタナティヤムを習得しているだけあって、大抵の役どころはダンサー。空想的ミュージカルシーンを廃したニューウェーヴ作品「Shool(槍)」(1999)では、パーティーシーンに登場する北インド、パンジャーブ地方の踊り子役でゲスト出演! セクシーフェロモンを存分に披露して映画に華を添えた。
「Jung」の撮影中(サンジャイがクラブで踊る彼女を訪ねるダンスシーン)をTVの取材で訪ねた周防正行監督がインタビュー。後日、彼女が出演のオファーを懇願。果たしてシルパーの華麗なダンスが日本映画のスクリーンにも登場するか!?
フィルモグラフィ☆=デビュー作、=:役名、★:特別出演、★★:二役
受賞歴
2007年度 10th Rajiv Ghandi Awards ベストアクトレス賞
1993年
1:「Baazigar(賭ける男)☆」=シーマ・チョープラ/シャー・ルーク・カーン、カリシュマ・カプール
1994年
2:「Aag(火)」ゴーヴィンダ、ソーナーリー・ベンドレー☆
3:「Main Khiladi Tu Anari」★★?=マナ、バサンティ/アクシェイ・クマール、サイーフ・アリー・カーン
4:「Hathkadi」ゴーヴィンダ、マードゥー
1995年
5:「Aao Pyar Karen」サイーフ・アリー・カーン
6:「Gambler」ゴーヴィンダ
7:「Saahasa Veerudu Saagara Kanya(勇者と海の娘)」(テルグ)ヴェンカーティシュ
1996年
8:「Auzaar(銃)」=プラトナ/サルマーン・カーン、サンジャイ・カプール
9:「Chhote Sarkar」ゴーヴィンダ
10:「Himmat」ナスィールッディーン・シャー、サニー・デーオル、タッブー
11:「Mr.Romeo」(タミル)プラブデーヴァ、マードゥー
1997年
12:「Insaaf-The Final Justice」アクシェイ・クマール
13:「Prithvi(大地)」スニール・シェーッティー
14:「Veedeva Dani Babu」(テルグ)
15:「Zameer-the awakening of a soul(心)」サンジャイ・カプール
1998年
16:「Aakrosh-A Cyclone Of Angeer」スニール・シェッティー
17:「Pardesi Babu(外国坊ちゃん)」ゴーヴィンダ、ラヴィーナ・タンダン
1999年
18:「Dus(10)」サンジャイ・ダット、サルマーン・カーン、ラヴィーナ・タンダン
19:「Jaanwar(獣)」=マムター/アクシェイ・クマール、カリシュマ・カプール
20:「Lal Badshah(赤い皇帝)」アミターブ・バッチャン、マニーシャ・コイララ、ナグマー
21:「Shool(槍)」★=踊り子/マノージ・バージパイ、ラヴィーナ・タンダン
2000年
22:「Azaad」(テルグ)ナーガルージュナ、サウンダリヤー
23:「Dhadkan(鼓動)」=アンジェリ/アクシェイ・クマール、スニール・シェッティー、マヒマー・チョウドリー
24:「Jung(闘い)」=ターラ/サンジャイ・ダット、ジャッキー・シュロフ、ラヴィーナ・タンダン
25:「Kushi(幸福)」(タミール)★
26:「Tarkieb(方法)」=プリティー/ナーナー・パーティカル、タッブー
2001年
27:「Bhalevadivi Basu」(テルグ)
28:「Indian」サニー・デーオル
29:「Preethsod Thappa」(カンナダ)
30:「Maduve Agona Baa」(カンナダ)
2002年
31:「Badhaai Ho Badhaai」アニル・カプール
32:「Chor Machaaye Shor」ボビー・デーオル、ビパーシャー・バス
33:「Junoon」チャンドラチュール・スィン
34:「Karz」サニー・デーオル、スニール・シェッティー
35:「Hathyar」サンジャイ・ダット
36:「Rishtey」アニル・カプール、カリシュマ・カプール
2003年
37:「Darna Mana Hai」ナーナー・パーティカル、サイーフ・アリー・カーン、アーフターブ・シヴダサーニー、ヴィヴェーク・オベローイ、アンタラー・マリー、サミーラー・レッディー
38:「Ondagona Baa」(カンナダ)
2004年
39:「Garv」=ジャンナット/サルマーン・カーン
40:「Phir
Milenge(また会おう)」=タマンナー・シャーフニー/サルマーン・カーン、アビシェーク・バッチャン
2005年
41:「Auto Shankar」(カンナダ)ウペンドラ
42:「Dus(10)」=アディティ/サンジャイ・ダット、アビシェーク・バッチャン、ザイェード・カーン、イーシャー・デーオル
43:「Fareb」=ネーハー/マノージ・バージパイ、シャミター・シェッティー
44:「Khamosh...Kauff Ki Raat(黙れ・・恐怖の夜)」ジュヒー・チャーウラー
2006年
45:「Shaadi Karke Phas Gaya Yaar」=アハナー/サルマーン・カーン
製作中?/アナウンス済み
「Apne」ダルメーンドル、サニー・デーオル、ボビー・デーオル、カトリーナ・カイーフ
「Challenge」スシュミタ・セーン、ラヴィーナ・タンダン
「Durbar」ジャッキー・シュロフ、アルジュン・ラームパール、マヒマー・チョウドリー
「Forever」(印・米=英語)
「Kasam Se」スニール・シェーッティー、ラヴィーナ・タンダン
「Metro」(カ
「Sazaa」アクシェイ・クマール?
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