01.01.11 UP/02.11.03 Re



リティック・ローシャン
 
Hrithik Roshan


最新コレクションAMALL02.11.06

日本公開作品
時に喜び、時に悲しみ(2001)カラン・ジョハール

りってぃく・ろーしゃん(ただし、フは消音。また、ローマナイズではHrithikと綴られるが、最近のナーガリー雑誌では発音通りHを落としてRithikと綴られる)
りてぃっく・ろーしゃんらーる・なーぐらーと
1974 年1月10 日生まれ(ウッタラー・ファルグニー)、山羊座。マハーラーシュトラ州ムンバイー出身。愛称はダグー、ぼるなーと。身長184cm。右手の親指を2本持つ異形者。特技:歌、ダンス、乗馬、フェンシング。祖父は作曲家ローシャン、父親は俳優・監督のラーケーシュ・ローシャン。伯父のラージェーシュ・ローシャンも作曲家。たった1本のデビュー作でボリウッドの大スターたちを脅かしてトップスター入り(「Kaho Naa...」の海外配給権をめぐって、マフィアがラーケーシュを銃撃したほど)!!!  2000年12月20日、フェローズ・カーンを伯父に持つスザンヌ・カーンと挙式。その一週間後、彼が発言したという流言によって、ネパール、インドを揺るがす暴動が発生!!!! 南アの民主政党ANCもインド系住民抱き込み用キャンペーン・ポスターにリティックを無断借用! と、何はともかくボリウッド21世紀のメガスターであることは確かだ。ナショナル・シチズン賞受賞。デビュー2年目にして、愛車はジャグァー、メルセデス、フォード・アイコン。ギャラはシャー・ルーク・カーンを抜いてボリウッドNo.1と言われる。スザンヌの弟ザイェード・カーンも俳優デビュー済み。2006年3月28日、息子レハーンが生まれる。ホリディ・ポイント:バンガロール。
出演作15本、予定作8本。内コレクション6本。

 

今をときめくニューカマー!
1999 年秋、シャー・ルーク・カーンサルマーン・カーンを押しのけ、ネパールのポスター屋を見知らぬ 俳優のポストカードが棚を占領していた。細くとがった顎にブルーの瞳、逆三角形の胸板とスリムで長脚を持つインド人らしからぬ シャープであっさりした外観。 そう、MTVでガンガン流れていた「ek pal ka jeena 」リティックだった。クラブ系ダンスシーンのあまりのクールさに、てっきり新進ミュージシャンのビデオクリップと思い込んでいたのだ。

リティック・ローシャンはデビュー作Kaho Naa...Pyaar Hai(言って・・・愛してるって)でいきなり大ブレイク。ボリウッドの神話を書き換えるメガヒットとなった。それもそのはず、父親である監督がシャー・ルークのカランとアルジュンKaran Arjun (1995 )とコイラ 愛と復讐の炎Koyla(1997 )を大ヒットさせたラーケーシュ・ローシャン。父親自身が碧い目を持つエキゾチックな二枚目スター出身のフィルムヒットメーカーだったというわけだ。
デビュー作「KNPH」は、インド版「若大将」ともいうべき海洋ラヴロマンス。同じく新人のヒロイン、アミーシャ・パテールも初々しく、「kaho naa pyaar」はじめポップでメロウなフィルミーソングといい、これは大ヒットするわけだ。前出のポスター屋のおばちゃん曰く「オール・ネパリ・クレージー・トゥ・ヒム!」

1990年代に入って社会主義型経済から自由主義経済へ移行したインドは急激に発展。ライフスタイルも西洋的物質消費生活へと移行した。そんな新しい時代が生んだスーパースターがリティックというわけだ。
しかもデビュー3ヶ月にして、前年度の映画賞受賞式(もちろん「K.N.P.H.」は審査枠外)のイベントにトリとして出演! 往年の大女優レカーですら、リティックを褒めまくり! コメディスター、ゴーヴィンダの娘ナールマーダもぞっこんで、わざわざ撮影を切り上げさせてバースディーパーティーへ呼び出したとか。出演依頼も殺到し、デビュー当時で3年分のスケジュールが埋まっているほど! 2000年5月からアイシュワリアー・ラーイに代わって某メジャー炭酸飲料のCMに出演(ライバル飲料はシャー・ルーク・カーンで対抗!)。KANJI-Tシャツ「原」を着たダンスシーンがオンエアされた(2001年はアイシュとの共演ヴァージョン!! CFの監督も、もちろんラーケーシュ)。

スタイルよし、顔よし、コネあり、と何不自由なくスターダムにのし上がったかのように思えてしまうリティックの容貌だが、実は右手の親指が2本ある異形者。そのため映画や雑誌の写真では巧みに右手を目立たさないようにしている。父親の撮影現場で下積みを積んで満を持してのスクリーンデビューと、その心中を察すると大いに応援したくなってしまうニューヒーローだ。

リティックの発言からネパール、インドで大暴動! (01.04.01 追記)
2000年12月26日、ネパールで共産系の学生たちが「リティックがTVインタビューでネパールとネパール人が嫌いだ! と言った」と大暴動をお越し、死傷者5名を出す騒ぎに。事態はインドへ飛び火して、ネパール出身のマニーシャ・コイララがボイコットを受け、2国間の政治的な対立どころか、パキスタン情報局が絡んだ国際的陰謀説にまで発展。どうやらFiza(フィザ)Mission:Kashmir」アルターフで続けてテロリストを演じ、プライヴェートでも結婚式を終え、話題の中心にあったリティックがスケープゴートに選ばれた、という見方で一応落ち着いた。しかし、裏を返せば、リティックがネパールでもそれだけ人々の心を掴んでいた、ということであろう。

「Kaho Naa...Pyaar Hai」が映画賞独占!!
2000年度の映画賞が続々発表された中で、予想通 り「KNPH」の独走。作品賞、監督賞、音楽賞、編集賞、振付賞、男性プレイバックシンガー賞などを獲得。もちろん、主演男優賞、最も約束された新人賞を受賞。また2000年に公開された作品3本すべてが何かしらの映画賞を受賞していることからも、リティックのスーパーブレイクぶりが判ろうというもの。一方、ボリウッド映画雑誌の見解としては、ネパール・インドで起こった暴動はソフトターゲット、つまり「とばっちり」ということで片付けられたようだ。

南アでもリティク旋風! (01.05.16 追記)
とにかく話題が尽きないリティック。彼の影響力は南アジアのみならず、インド系住民がいるところならどこでも一騒動起きている?? 2000年11月には南アフリカで、インド系住民を抱き込もうとしたANC(アフリカ民族会議/マンデラ・ネルソンが所属。現南ア大統領ターボ・ムベキが議長)の選挙キャンペーン・ポスターにリティックの写真が無断借用された。リティック側の抗議に対して、逆にANCはリティックの映画を上映禁止にすると反応したという。「KNPH」の海外配給権を巡って、ボリウッド・マフィアがラーケーシュ・ローシャンを銃撃したのも頷ける。このようなトラブルの連続に、リティックは2名の武装したボディガードを雇っているとか

監督進出も近い?!
マフィアの圧力にも屈せず、幼い頃から映画スターを夢見て、そして常に努力を惜しまなかったリティック。彼は単なる「棚ボタ2世俳優」とは違い、少年時代から父ラーケーシュの撮影現場に参加、チャイ・ボーイからアシスタントまでこなした。カランとアルジュンKaran Arjun(1994)の撮影にも参加していたというから、その時にサルマーン・カーンから筋肉を付けるように助言されたと思われる。
いずれ監督業にも進出するべく、ラーケーシュの新作Karobaar(2000)ではスターダムにありながら、アシスタント・ディレクターを担当(出演せず! 実質はセカンド・ユニット・ディレクターと思われる)。

シャー・ルクを追い越し、ハリウッド進出!
2001年春、某メジャー炭酸飲料のCFにアイシュワリヤー・ラーイと共演してるリティック。目下の目標はシャー・ルーク・カーンを追い越すこと」(すでに追いついているからね!)。10本以上の出演予定作を抱え、最新のオファーはハリウッド資本の「Adtiya」。これはシェイクスピア「ハムレット」を1850年代のインドに置き換えた時代物で、監督は「ザ・セル」ターセム・シン。リティックは米国在住のインド人からも絶大な人気があり、東南アジアはじめニューヨーク、ロンドン、オーストラリアと広大なマーケットを持つインド映画だけに、益々リティック旋風が地球に吹き荒れること間違いなし! 
またリティックのファンは、映画館へ行ける人だけではない。そんなファンのため、彼は末期症状の子供が入院する病院も訪問。目の前に、燦然と輝くオーラを発するリティックが現れれば、どんな病苦にある子供たちも希望と勇気を持つことだろう。

「Kaho Naa..」旋風はギネス級!!! 続く「Yaadein」もメガヒット?!
(01.08.05 追記)
SCREEN VIDEOCON AWARDFILMFARE AWARDはじめ多くの映画賞を受賞したリティックだが、インド経済を陰で支えるNRI(在外インド人)たちが選考するIIFA(国際インド映画アカデミー賞)でもベスト・アクターを受賞! 7月の段階で「KNPH」が受賞した映画賞は、なんとギネスブック級の92賞!!!
最新作は、スバーシュ・ガイー監督作Yaadein(思い出)。共演は、同じく2000年に話題のデビューとなったカリシュマ・カプールの妹、カリーナ・カプール。ダブル・メガヒット中だったLagaan」ラガーンGadar(暴動)の牙城を切り崩し、リリース初日はムンバイー全上映館100%の入り!! もっともリティックとカリーナは、プロモーションに引っ張り回されて少々お疲れのようであったが・・・。
またリティックの最新企画はE.T.がからんだストーリーらしく、2002年公開の予定。

受賞歴
2000年度 - FILM FARE AWARDS Kaho Naa...Pyaar Hai(言って・・・愛してるって)主演男優賞、新人賞
      SCREEN VIDEOCON AWARD「KNPH」主演男優賞、新人賞
      ボリウッド・ファッション・アワードで男性セレブリティ・スタイル賞受賞。
2001年度 - ナショナル・シチズン(国家市民)賞

フィルモグラフィ=デビュー作、:役名、=特別出演、★★=二役
1980年

1:「Aap Ke Deewana」(子役)リシ・カプール、アショーク・クマール
2:「Aasha」
(子役)ジーテンドル、リーナ・ローイ

1986年

3:「Bhagwan Dada」(子役)シュリーデヴィー、ラジニーカーント

2000年
4:「Kaho Naa...Pyaar Hai(言って・・・愛してるって)★★ =ロイトラージ/アミーシャ・パテール
5:「Fiza (フィザ)=アマン・イクラームラーフ/カリシュマ・カプール
6:「Mission : Kashmir」アルターフ=アルターフ/サンジャイ・ダット、プリティー・ズィンター、ジャッキー・シュロフ、ソーナーリー・クルカルニー

2001年
7:「Yaadein(思い出)=ロイト・マルホートラ/カリーナ・カプール、ジャッキー・シュロフ
8:「時に喜び、時に悲しみKabhi Khushi Kabhie Gham...=ローハン・ライチャンド/アミターブ・バッチャン、シャー・ルーク・カーン、カージョール、カリーナ・カプール、ジャーヤー・バッチャン、ラーニー・ムカルジー

2002年
9:
Aap Mujhe Achche Lagne Lage=ロイト/アミーシャ・パテール
10:「Mujhe Dosti Karoge(友達になろうよ!)ラーニー・ムカルジー、カリーナ・カプール
11:「Na Tum Jaano Na Hum=ラホール・シャルマ/イーシャ・デーオル、サイーフ・アリー・カーン

2003年
12:
「Koi...Mil Gaya(誰か・・・みつけた)=ロヒト・メーフラー/プリティー・ズィンター、レカー
13:
「Main Prem Ki Diwani Hoon」=プレーム/カリーナ・カプール、アビシェーク・バッチャン

2004年
14:
「Lakshya(防衛)=カラン・シェルギル/プリティー・ズィンター、アミターブ・バッチャン

2006年
15:
「Krrish(クリシュ)★★=クリシュナ・メーフラー、ロヒト・メーフラー/プリヤンカー・チョープラ、レカー


製作中、アナウンス済み(▼=頓挫?)
「Aap Se Pyar Ho Gaya」▼アイシュワリヤー・ラーイ
「Aditya」(ハリウッド資本)
「Dil Ne Kaha」▼アイシュワリヤー・ラーイ
「Dhoom 2」アビシェーク・バッチャン、ウダイ・チョープラ、アイシュワリヤー・ラーイ、リミー・セーン
「Jodha-Akbar」アイシュワリヤー・ラーイ
「Karodpati」
「Maryada Purushottam」=ラーム/アミターブ・バッチャン、ジャッキー・シュロフ
「Venus」▼ゴーヴィンダ

アシスタント・ディレクター
「Karobaar」(2000年撮影)
アニル・カプール、ジュヒー・チャーウラー

 

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