07.12.25 UP

アクシャヱ・カンナー
Akshaye Khanna

最新コレクションGandhi my father07.12.25

日本公開作品
「ガンジー、わが父」(2007)フェーローズ・A・カーン

あくしゃい・かんなー
1975年3月28日生まれ。父は70〜80年代のトップスター、ヴィノード・カンナー。弟ラーフル・カンナーもマイナー俳優。「アクシェイ」クマールと区別するため、Akshayeとスペリング。
出演作27本、予定作1本。内コレクション6本。

 

親の威を借る2世スター! から、ようやく脱皮。
人氣絶頂のアクシェイ<Akshay>・クマールと区別するためか、<Akshaye>とスペリングするアクシャヱ。父である70年代のトップスター、ヴィノード・カンナーの後押しで年間4本と鳴り物入りでデビューし、かのアイシュワリヤー・ラーイとも2本続けて共演するなど、スター街道が約束されたかに見えたが、Taal(リズム)(1999)以降、パッタリ勢いを落としてしまう。

これは「Taal」での、父親(アムリーシュ・プリー)の勢力下に甘んじていながら、一旦袖にした恋人(アイシュ)を詫びも入れずにつけ回し、揚げ句の果てにはワン子をたすき掛けで背負って遠くから見詰めるだけ、というあるまじき<ヒーロー>像が祟ってのことだろう(A・R・ラフマーンとアイシュのミュージカル・ナンバルは見応えあるもの、スバーシュ・ガイーの演出はお粗末で映画としてはお世辞にも及第点とは言い難かった)。

1年のブランクを経て、Dil Chahta Hai(心が望んでる)(2001)で再浮上。もっとも、単独主演ではなく、アーミル・カーンサイーフ・アリ・カーンの親友役。しかも、アルコホリックでバツイチの年増女とデキてしまうという、インドの社会観念からするとかなりアウトな設定であった。
人氣の低迷には当時20代半ばであるわりには後退した頭髪もあったようで、「DCH」で潔く晒した短髪が話題?となっていたほど。
ここでやや盛り返し、チャンス獲得のためには殺人をも辞さない若手俳優という敵役の「Humraaz」(2002)、アジャイ・デーヴガン扮する多重人格に退治する敏腕弁護士の「Deewangee」(2002)で注目されるが、2000年以降、破竹の勢いを見せるアクシェイとは水を空けられる。

コメディ「Hungama(ばか騒ぎ)(2003)、「Hulchul」(2004)などコメディにも挑戦するが、人氣は一向に上がらず。このへんは、どの役柄を演じても自分のバックボーンに裏打ちされた過剰な自意識が見て取れてしまうからだろう。
なにしろ「Deewaar(壁)(2004)において、収容所にて捕虜生活を強いられ続ける父親を救うため、密入国してはパーキスターンの下町に潜伏しているというのにトップブランドの新品キャップを被っているというスタンスが如実に物語っているだろう(父親役のアミターブ・バッチャンサンジャイ・ダットの大物スターが捕虜役ということで襤褸の衣装を纏っているというのに、自分だけは専用のスタイリストを立てて映画の統一を乱すという有り様。脚本上のキャラクターも、潜伏を助けてくれたパーキスターン人を踏み倒して平然としているところがまた本人のイメージを上塗りするかのよう)。

ところが、である。
そんなアクシャヱを開眼させたのが、東京国際映画祭でも上映されたガンジー、わが父Gandhi my father(2007)。偉大な魂マハトマと呼ばれた<建国の父>ガンディーを父親に持ったがためにその威光に屈し、負け犬の惨めな人生を送った長男ハリラールがその役どころ。2世スターの光と影は本人が一番忸怩たる想いであったことであろうから、思いの外、好演。
続くNaqaab(仮面)(2007)でも演技に奥行きを備え、役者として一皮剥けたようだ。
さて、この3度目の波に長く乗り続けることが出来るか、これからが勝負どころであろう。

受賞歴
1998年度 FILMFARE AWARD 最優秀新人賞 Borderデザートイーグル
       SCREEN AWARD 最優秀新人賞 「Himalay Putra(ヒマラヤの息子)
2002年度 FILMFARE AWARD 最優秀助演男優賞 Dil Chahta Hai(心が望んでる)
       SCREEN AWARD 特別批評家賞Dil Chahta Hai(心が望んでる)
2003年度 IIFA 最優秀敵役賞 「Hamraaz」
2007年度 オーストラリア・インド映画祭 最優秀演技賞 ガンジー、わが父」Gandhi my father

フィルモグラフィ:デビュー作、:役名、:特別出演、★★:二役
1997年

1:「Bhai Bhai」
2:「Border」デザートイーグル=ダラームヴィール/ジャッキー・シュロフ、サニー・デーオル、ラーキー
3:「Himalay Putra(ヒマラヤの息子)/ヴィノード・カンナー、ヘーマ・マーリニー
4:「Mohabbat(愛)
マードゥリー・ディクシト

1998年
5:「Dahek」ソーナーリー・ベンドレー
6:「Doli Saja Ke Rakhna」
7:「Kudrat」ウルミラー・マートンドカル

1999年
8:「Aa Ab Laut Chalen」=ローハン/アイシュワリヤー・ラーイ
9:「Laawaris(孤児)ジャッキー・シュロフ、マニーシャー・コイララ、ディンプル・カパーディヤー
10:「Love You Hamesha」ソーナーリー・ベンドレー
11:「Taal(リズム)=マヌー/アイシュワリヤー・ラーイ

2001年
12:「Dil Chahta Hai(心が望んでる)=スィッダールタ/アーミル・カーン、サイーフ・アリ・カーン、ディンプル・カパーディヤー、プリティー・ズィンター


2002年
13:
「Deewangee」=ラージ・ゴーヤル/アジャイ・デーヴガン、ウルミラー・マートンドカル
14:「Humraaz」=カラン・マルホートラ/ボビー・デーオル、アミーシャー・パテール

2003年
15:「Border Hindustan Ka(インドのボーダー)/プリヤ・ギル
16:「LOC Kargil」=バルワーン・スィン/サンジャイ・ダット、アジャイ・デーヴガン、スニール・シェッティー、サイーフ・アリ・カーン、マノージ・バージパイ、アビシェーク・バッチャン、ラヴィーナ・タンダン、ラーニー・ムカルジー、マヒマー・チョウドリー、カリーナ・カプール
17:「Humgama(ばか騒ぎ)アーフターブ・シヴダサーニー、パレーシュ・ラーワル、リミー


2004年
18:「Bollywood/Hollywood」/ラーフル・カンナー、リサ・レイ
19:「Deewaar(壁)=ガゥラン・コォール/アミターブ・バッチャン、サンジャイ・ダット、アムリター・ラーオ
20:「Hulchul」ジャッキー・シュロフ、スニール・シェッティー、アルシャード・ワールシー、パレーシュ・ラーワル、カリーナ・カプール


2006年
21:「36 China Town=カラン/シャーヒド・カプール、カリーナ・カプール

22:「Aap Ki Khatir」プリヤンカー・チョープラ
23:「Shaadi Se Pehle」スニール・シェッティー、アーフターブ・シヴダサーニー、アイーシャー・タキア、マリッカー・シュラワト

2007年
24:「Aaja Nachle(踊りにおいで)マードゥリー・ディクシト

25:「ガンジー、わが父Gandhi my father=ハリラール・ガンディー/ダルシャン・ジャリーワーラー、シェーファリー・シャー、ブーミカー・チャウラー
26:「Naqaab(仮面)=ヴィッキー/ボビー・デーオル、ウルワシー・シャルマ
27:「Salaam-E-Ishq(愛のサラーム)=シヴェン/サルマーン・カーン、アニル・カプール、ゴーヴィンダ、ジョン・エイブラハム、プリヤンカー・チョープラー、ヴィディヤー・バーラン、アイーシャー・タキア、ジュヒー・チャーウラー

製作中/アナウンス済み
「Shortcut」アルシャド・ワールシー、アムリター・ラーオ


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