01.11.20 UP/02.08.19 Re



アビシェーク・バッチャン

Abhishek Bachchan

最新コレクション
Shootout At Lokhandwala08.01.15

日本公開作品
「レッド・マウンテン」(2003/DVD )J・P・ダッタ

「さよならは言わないで」(2006)カラン・ジョハール

あびしぇーく・ばっちゃん 1976年2月11日(アーシュレシャー/5日説/1965年説あり)。身長190cm。父親はボリウッド・トップスターのアミターブ・バッチャン(ということは、祖父は文学者のハリワンシュラーイ・バッチャン)、母親は往年の大女優ジャーヤー・バードゥリー(バッチャン)。ムンバイーのスコティッシュ・ハイスクールで学んだ後、スイスと米ボストン大学へ留学するものの、俳優になる決意し帰国。映画一族のカリーナ・カプールと「Refugee(難民)」でダブル・デビューを果たす。ただし、ダンスが思いっきり下手なのが致命傷。カリシュマと婚約していた時期があり、「Umrao Jaan」、「Guru」で共演したアイシュワリヤー・ラーイが妻。愛車は、フォード・グランドチェロキー。愛称:スモールB、ベビーB、ジュニアB、アビー。
出演作33本、予定作5本。内コレクション6本。

 

天下のビッグB2世! されど、ダンスがイマイチ・・・。
20世紀末のボリウッドを賑わせていた話題は、ビッグBことアミター・バッチャンの息子であるアビシェークと、同じくボリウッドで最も由緒ある血統の映画一族からカリーナ・カプールがダブル・デビューするというものだった。監督は印パ戦争大作Border(ビデオ化タイトル:デザート・フォース)(1998)のJ・P・ダッタ。やはり印パ国境を跨ぐ愛の物語を壮大なスケールで描き、インド国境警備隊長にジャッキー・シュロフ、パーキスターン側がスニール・シェッティーと鳴り物入りの大作。Refugee(難民)(2000)はメガヒット間違いなし、アビシェークは父アミターの威光を借りて大ブレイクすること必至、と思われていた。

ところが、これが大番狂わせ。Kaho Naa...Pyaar Hai(言って・・・愛してるって)(2000)でリティック・ローシャンが一足先にデビューし空前の人気を博したからであった。2000年度の主だった映画賞は「KNPH」とリティックが独占受賞。FILM FARE AWARD 2000では、父アミターがMohabbatein(愛)(2000)で助演男優賞を、母ジャーヤーがFiza(フィザ)(2000)で助演女優賞を受賞し、これでアビシェークが新人賞を受賞すれば親子三人のトリプル受賞となったのだが・・・(ちなみにカリーナは新人女優賞を、姉カリシュマは「Fiza」で主演女優賞とダブル受賞を果たした)。

演技の面では骨太な芝居が頼もしくも思えるが、なにせダンスがお粗末なアビシェーク。「Refugee」ではリズムに乗れないダンスで観客を唖然とさせたため、Bas Itna Sa Khwaab Hai(もう夢は十分だ)(2001)の監督ゴールディー・ベーフルは編集に腐心。リティック上回るスターヴァリューはまだ先となろう 。

ようやく雌伏時代を抜けたアビシェーク!

追記06.01.21
その後、アミター・ジーの威光や政治力を持ってしても長らくパッとしなかったアビシェーク。なにしろ、Haan...Maine Bhi Pyaar Kiya(はあ、私も愛を知りました・・・)(2002)で見せた裸に毛布をまとってピョンピョン跳ねる抜け作ぶりには、果たしてこれでビッグBの跡継に相応しい大スターとなるのか、と心底心配してしまったほどだ。
「Shararat」(2002)、「Om Jai Jagdish」(2002)と軒並みフロップ。アイシュワリヤー・ラーイとの共演「Kuch Naa Kaho(何も言わないで)(2003)についても、タイトル通り何も言わないでおくとしよう。
かのスーラージ・R・バルジャーツヤー作品「Main Prem Ki Diwani Hoon」( 2003)がトップ6、「L.O.C. Kargil」レッドマウンテン(2003)がトップ7に食い込んだとは言え、これとてアビシェークが真の主役とは言い難い。
こうした流れが変わったのは、トップ3ヒットに輝いた「Dhoom」(2004)以降か。ボリウッド版「TAXi」「ワイルド・スピード」「トルク」とも言えるこの作品、ヒットの功績はジョン・エイブラハムに負うところが大きいとは思うが、コンビを組んだウダイ・チョープラの軽さに、いつもは根暗に見えてしまうアビシェークのスクリーン・イメージがうまく化学反応したようで、まずまずの好印象。
加えて、トップ10圏外ながら「Yuya(若さ)(2004)のララン役がFilm Fare Awards 批評家選助演男優賞を獲得するなど演技面でも高く評価された(よほど嬉しかったのか、受賞の際、アミター・ジーを引っぱり出してゴールデン・レディのトロフィーを手渡したほど。客席に残ったジャーヤーも思わず、涙ぐんでいた。彼女は、息子が長く低迷する中も、母親ならば子供がテストで悪い点を取ってもいつかは100点を必ず取れるようになると願うようにアビシェークの成功を信じ続けていたという)。
そして、2005年。アミター・ジー自身も老い先の短さを懸念するのかのように、アビシェークとの親子共演作が立て続けにリリース! 「Bunty Aur Babli(バンティとバブリー)(2005)はトップ1ヒット、その後も「Ek Ajinabee(見知らぬ男ひとり)(2005)がコケたものの、「Sarkar」(2005)トップ4、そして、かのリメイク版「炎」Sholayへの出演がアナウンスされている(もっとも、なぜか途中からアビシェークの名が外された?)。
カラン・ジョハールがホストを務めるTVトークショー「Koffie with Karan」でのリサーチによれば、今どきのインド女性の目にはアミター・ジーよりアビシェークの方がセクシーに映るそうだ。ようやく雌伏時代を抜けたアビシェークであるが、まずは「Dhoom2」(2006)に期待したい。

受賞歴
2004年度 FILM FARE AWARDS 批評家選助演男優賞 「Yuva(若さ

      SCREEN VIDEOXCON AWARD 助演男優賞 「Phir Milenge(また会おう)

フィルモグラフィ=デビュー作、:役名、:特別出演、★★:二役

2000年
1:「Refugee(難民)=リフジー/カリーナ・カプール
2:「Tera Jadoo Chal Gaya」=カビール/キルティ・レッディ


2001年
3:「Bas Itna Sa Khwaab Hai(もう夢は充分だ)=スーラージ/ラーニー・ムカルジー、スシュミタ・セーン
4:「Dhai Akshar Prem Ke」=カラン/アイシュワリヤー・ラーイ、ソーナーリー・ベンドレー

2002年
5:「Desh」(ベンガリー)=カラン/ジャーヤー・バッチャン
6:「Haan...Maine Bhi Pyaar Kiya(はあ、私も愛を知りました・・・)=シヴ・カプール/カリシュマ・カプール、アクシェイ・クマール
7:「Om Jai Jagdish」=ジャガディーシュ/アニル・カプール、マヒマー・チョウドリー、ウルミラ・マートンドカル
8:「Shararat」=ラホール/リシータ・バット

2003年
9:「Kuch Naa Kaho(何も言わないで)=ラージ/アイシュワリヤー・ラーイ
10:「L.O.C. Kargil」レッドマウンテン=ヴィクラム・バトラー/サンジャイ・ダット、アジェイ・デーヴガン、サイーフ・アリー・カーン、スニール・シェッティー、アクシェイ・カンナー、マノージ・バージパイ、ラヴィーナ・タンダン、マヒマー・チョウドリー、ラーニー・ムカルジー、カリーナ・カプール
11:「Main Prem Ki Diwani Hoon」=プレーム/リティック・ローシャン、カリーナ・カプール
12:「Mumbai Se Aaya Mera Dost」=カンジー/アミター・バッチャン、ラーラ・ダッタ
13:「Zameen(土地)=ジャイ/アジェイ・デーヴガン、ビパーシャ・バスー

2004年
14:「Dhoom」=ジャイ/ジョン・エイブラハム、ウダイ・チョープラ、イーシャ・デーオル、リミー・セーン
15:「Hum Tum(僕と君)=サミール/サイーフ・アリー・カーン、ラーニー・ムカルジー
16:「Naach(ダンス)=アビナーヴ/アンタラー・マリ、リティーシュ
17:「Phir Milenge(また会おう)=タルン/サルマーン・カーン、シルパー・シェッティー
18:「Rakht」/サンジャイ・ダット、スニール・シェッティー、ビパーシャ・バスー
19:「Run」=シッダール/ブーミカ・チャーウラー
20:「Yuva(若さ)=ララン/アジェイ・デーヴガン、ヴィヴェーク・オベローイ、ラーニー・ムカルジー、カリーナ・カプール、イーシャ・デーオル


2005年
21:「Antar Mahal」(ベンガリー)=ヴィリジー/ジャッキー・シュロフ
22:「bluffMaster!=ローイ/プリヤンカ・チョープラ、ナーナー・パーティカル
23:「Bunty Aur Babli(バンティーとバブリー)=バンティー/アミターブ・バッチャン、ラーニー・ムカルジー、アイシュワリヤー・ラーイ
24:「Dus(10)=シャシャンク/サンジャイ・ダット、スニール・シェッティー、シルパー・シェッティー、ディヤー・ミルザー、イーシャ・デーオル
25:「Ek Ajnabee(見知らぬ男ひとり)/アミターブ・バッチャン、アルジュン・ラームパール
26:「Sarkar」=シャンカル/アミターブ・バッチャン
27:「Salaam Namaste(サラーム・ナマステ)サイーフ・アリー・カーン、プリティー・ズィンター


2006年
28:「Dhoom 2」=ジャイ
/リティック・ローシャン、アイシュワリヤー・ラーイ、ビパーシャ・バス
29:「Kabhi Alvida Na Kehna(さよならは言わないで)=アナン・バクシー
/アミターブ・バッチャン、シャー・ルク・カーン、アルジュン・ラームパール、ウルミラ・マートンドカル、ラーニー・ムカルジー、プリティー・ズィンター
30:「Umrao Jaan」=ナワーブ/アイシュワリヤー・ラーイ、スニール・シェッティー

2007年
31:「Guru」=グルカーント・デーサーイー
/アイシュワリヤー・ラーイ、ミトゥン・チャクラワルティー
32:「Jhoom Barabar Jhoom」=リッキー/ボビー・デーオル、プリティー・ズィンター、ラーラー・ダッタ、アミターブ・バッチャン
33:「Shoot Out at Lokhandwala=アビシェーク/アミターブ・バッチャン、サンジャイ・ダット、ヴィヴェーク・オベローイ、スニール・シェッティー、ディヤー・ミルザー



製作中、アナウンス済み

「Aakhri Mughal」カリーナ・カプール
「Laaga Chunari Mein Daag」カリーナ・
「Sarkar Raj」ラーム・ゴパル・ヴァルマ/アミターブ・バッチャン、アイシュワリヤー・ラーイ
「When Kiran Met Karen」アクシャイ・カンナー
「Vasundhara」ウルミラ・マートンドカル

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