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Dilwale Dulhaniya Le Jayenge(1995)

2001.09.22
オススメ度 =陳腐 ★★=退屈 ★★★=平均点 ★★★★=面白い! ★★★★★=お気に入り!!

DDLJ「シャー・ルク・カーンのDDLJラブゲット作戦」★★★★★

Dilwale Dulhaniya Le Jayenge/1995 01.03.23
UP/01.09.22 Re

製作:ヤシュ・チョープラー/脚本・監督:アーディティヤー・チョープラー/撮影:マンモーハン・スィン/音楽:ジャティン-ラリット/詞:アナン(アーナンド)・バクシー/振付:ファラー・カーン

出演:シャー・ルク・カーン、カジョール、アムリーシュ・プーリー、アヌパム・ケール、ファリーダー・ジャラール、ヒマーニー・シヴプーリー、サティーシュ・シャー

公開日:1995年10月20日(年間トップ1、1990年代トップ2ヒット!)

STORY

ロンドンで暮らす厳格なインド人一家に育ったシムラン(カジョール)は卒業旅行中に、C調なトラブルメーカー、ラージ(シャー・ルク)と恋に落ちてしまった! それを知った堅物オヤヂのバールデーウ(アムリーシュ)は娘を結婚させるため、家族を引き連れて強引にインドへ帰国。ラージの花嫁奪回作戦はいかに!?

Revie-U

シャー・ルク・カーンカジョールを不動のトップスターに押し上げ、今もインド各地でモーニング・ショーが続く大ヒット作。前半はヨーロッパ・ロケ恋の旅、後半はインドでの花嫁奪回作戦と全編まったくムダのない構成。

見どころは、シャー・ルクのすべて!

前半はお調子者でトラブルメーカー、カジョールにとっては徹底的に疫病神となる。パリのレストランにて、無理矢理、有名ピアノ・プレーヤーとしてステージに上げられれば、苦肉の策からヨースケ・ヤマシタばりのアヴァンギャルドで乗りきったかのように見せ、その実、名曲風にさらりと演奏してみせる。

翌日、彼女に謝るかに見せて、またまた悪戯を仕掛ける。それでいて案外シャイなキャラクターは、語り草となることだろう。しかし、卒業式に遅れるからと白のカウンタックで出かけるってのもスゴイ!!

後半は得意の口八丁手八丁で、たちまち頑固オヤヂ以外の家族に気に入られてゆく。もっとも、気に入られ過ぎて、縁談の話さえ浮上してしまうのだが・・・。

鬼瓦顔負けのアムリーシュ・プーリーが、鳩の鳴き真似や長年の伴侶ファリーダー・ジャラールにのろけた歌を披露してみせるのも可笑しい。

ファリーダーは、インドの母親を代表するかのごとく、娘の気持ちを理解するや、ふたりを駆け落ちさせようとさえする。

クライマックスは、アムリーシュに追い出されたシャー・ルクがフィアンセとその仲間に囲まれての血まみれ大乱闘、とマサーラーの定番的構成。もちろん、ラストはハッピーエンド! このギリギリ感がたまらない。

カジョールKKHH(1998)よりムッチリな青春真っ盛り。健康的なお色気を見せるヒロインに、当時67歳(!!!!)のラター・マンゲーシュカルがプレイバックしてしまう感覚は一般日本人にはオドロキであろう。

ジャティン-ラリットのリリカルなメロディーも佳い。

本作はヤシュ・チョープラの息子、アーディティヤー・チョープラーの監督デビュー作。第2作Mohabbatein(愛)(2000)で俳優としてもデビューした弟ウダイが、アシスタントと共同プロデューサーを務め、「KKHH」を監督したカラン・ジョハールが端役で出演している。

今、改めて観返してみると、シャー・ルク&カジョールのスター性プラス、ヨーロッパ旅行、古い結婚意識に対する新しい恋愛観が、90年代の経済改革により欧米的ライフ・スタイルへの憧れが高まっていった時代とマッチした、と言えよう。

ボリウッドへの影響も大きく、さっそく同じシャー・ルク主演でスバーシュ・ガイ監督が作った米国バージョンPardes(他国)(1997)、頑固オヤヂが3人の伯父に転じたサルマーン・カーン主演Dulhan
Hum Le Jayenge
(2000)、浮気の調査に転じてゴーヴィンダラーニー・ムカルジーが恋に落ちるHadh
Kar Di Aapne
(2000)など様々なバージョンが生まれ、Dhadkan(ドキドキさせて)(2000)のヨーロッパ・ロケでもそっくり再現されている。

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05.12.02追記

前半、パリのクラブで無理矢理担ぎ出されたシャー・ルクがピアノを出鱈目に弾きお騒がせナンバー「ruk ja oh dil deewane」へと突入する前、ドレス姿のカジョールが嫌みで拍手をしてみせる姿は、「ピクニック」(1955=米)のキム・ノヴァクに匹敵するフェロモン・シーン?!

後半、シャー・ルクがカジョールたちの輪に入って歌うのは、シャシ・カプールムンターズ主演「Chor
Machaye Shor」
(1974)のパーティー・ナンバー「le jayenge」と判明。Chalte
Chalte
(行って、行って)
(2003)でも、ジョニー・リーヴァルが路上の酔っ払い役で歌っていた。

「Neal ‘N’ Nikki(ニール&ニッキー)(2006)のタイトルソングに、シャー・ルクが劇中マンドリンで弾いていたフレーズが一部引用されているが、なぜか今どきの登場人物からは「ナあー」との声が。主演は、アディティの弟ウダイなんだけども・・・。

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