ブックレビューfile.10「旅のうねうね」
2012.09.03

「旅のうねうね」グレゴリ青山・著/TOKIMEKIパブリッシング・刊/1000円+税
アジア旅行漫画で定評のあるグレゴリ青山女史が8年ぶりの旅漫画「旅のうねうね」(TOKIMEKIパブリッシング)を刊行。
グレゴリさんの単行本は、毎回美術センスの感じられる装丁が施され、今回の表紙はタイトル含め版画で制作という懲りよう。レトロちっくでどこか懐かしい色彩の目次もうっとりするほどだ。
本編はというと、ボリウッド的に作り込んだ「マダムGの館」と異なり、例の素朴なヘタウマ系で、ベトナム、台湾はじめアジア各国、そして大阪・石切神社の散策まで京都人らしい感覚で切り取っている。
ただし、思わぬ爆笑ネタが詰まっているため、電車の中や食事中のながら読みには注意されたし。
また同日に発売された「マダムGの館 黒猫篇」(小学館)では、グレゴリ女史のダークサイド?が堪能でき、こちらもオススメ。
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