+44号記事紹介:IFFJ特集「Bang Bang!」レビュー
開催中の最新ボリウッド映画祭「IFFJ(インディアン・フィルム・フェスティバル・ジャパン)」とコラボ特集の「ナマステ・ボリウッド+44号」よりIFFJ上映13本全作をレビュー中、「Bang Bang!(バン・バン!)」(2014)を紹介!
お求めは、上映館・東京:ヒューマントラストシネマ渋谷(〜10/23)、大阪:シネヌーヴォ(〜10/22)、下記の取り扱いショップをご利用ください。
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Bang Bang! (c) Fox Star Studios, 2014.
「バン・バン!」Bang Bang! बैंग बैंग ! バン・バン![銃声の擬音]
2014年/ヒンディー語/154分
製作:フォックス・スター・スタジオ/監督:シッダールト・アーナンド/原作:パトリック・オニール/脚本:スジョイ・ゴーシュ/台詞:アッバース・タイヤワーラー/撮影:スニール・パテール/音楽:ヴィシャール&シェーカル/編集:アキヴ・アリー
出演:リティク・ローシャン/カトリーナー・ケイフ(カイフ)/ダニー・デーンゾンパ
STORY:シムラーに住む奥手なハルリーン(カトリーナー)は恋人紹介サイトでの初デートを試みるが、なんと現れたのはロンドンでインドの秘宝”コーヒヌール”を盗み出した謎の男ラージヴィール(リティク)。行き掛かり上、ISS(インド情報局)と国際テロリスト、オマル(ダニー)の組織から追われて世界を飛び回るはめに…。
Revie-U:「Kates」カイト(2010)でインド映画初の全米封切10位を叩き出したリティク・ローシャンと『チェイス!』Dhoom :3(2013)で時にアーミル・カーンを喰うオーラを放ったカトリーナー・ケイフをフィーチャーし、Foxが正式リメイクしたのがT・クルーズ&C・ディアス主演のアクション・コメディ『ナイト&デイ』。美男美女度・ロマンス度・筋肉度、もちろんダンス・シーンも加わってグレード・アップ! スパイ映画として世界を舞台にしただけでなく、家族の絆にも触れている事からボリウッド・リメイクとして相応しく、『女神は二度微笑む』Kahaani(2012)のスジョイ・ゴーシュ監督が脚本に参加。基本プロットを踏襲しつつ、インド的に大幅なアレンジを施し見応えたっぷり。原作での〈ナイト〉が騎士であるのに対し、インド的に〈家〉を重視しているのがポイント。チェコ、UAE、タイ、ギリシアでの鮮やかなロケが目を愉しませてくれる他、カトリーナーが実に愛らしい。
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