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今年も開催! X’mas印装パーティー2010@銀座マハラジャ

2010.11.19

Xmas Party 2010

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みなさん、ご存知でしたか?
「秘密の花園」の主人公メアリーは、インドからの帰国子女。
「小公女」の主人公サアラ(セーラ)も同様で、後半はインドからの紳士が隣に引っ越して来て、ユニークなキャラクター、ラム・ダスが物語に華をそえます。
シャーロック・ホームズの助手ワトソンもインド帰り。シャー・ルクならぬシャーロック自身、新シリーズではジャイサルメルでの事件も手がけています。
キプリングはインドに生まれ、「ジャングルブック」や「少年キム」を執筆。
先の「秘密の花園」、「小公女」を書いたバーネットはアメリカの作家とされていますが、その物語は出身国イギリスを経由したインドの香りが隠し味になっています。

Xmas Party 2010

みやびカタックダンスアカデミー

毎年年末にご好評頂いている印装(インド・ドレスコード)X’masパルティー、第4回となる今年は会場を銀座マハラジャに移し、数世紀に渡って英国や欧州を魅了し続けたインド・オリエンタリズムをテーマに、「ナマステ・ボリウッド」代表すぎたカズトによる映画トークと、みやびカタックダンスアカデミーによるインド宮廷舞踊とボリウッド・カタック、そして美味なるディナーをインド衣装で着飾ってお楽しみ頂きます。

日時:2010年12月18日(土)17時〜20時
会費:当日4000円/予約3500円(先着30名様限定)
会場:マハラジャ銀座店(ニューメルサ7階)
予約及びお問い合わせは、メールフォームからどうぞ。

book

「疑惑のマハーラージャー」ローリー・キング著/山田久美子訳/集英社文庫

*追記 2010.11.25
今回の印装X’masパルティーにぴったりのイメージなのが、シャーロック・ホームズの新シリーズ疑惑のマハーラージャ(ローリー・キング著/山田久美子訳/集英社文庫)。あのシャーロック・ホームズが結婚していたとは意外?だが、さらにインドを旅行中に謎の事件に巻き込まれ、しかも主人公がホームズではなく、彼の妻メアリというのが驚き。1924年の英領インドを舞台に美しきメームサーヒブ(マダム)がサリーを着飾って事件の謎を解く、というのだからタイトルを「魅惑のマハーラージャ」に変更してほしいところ。そんなコスプレ氣分でお越し下さい。

*追記 2010.12.01

詰め物入りのソファに広げられたのは、伝統的なシャルワール・カミーズだったが、それまでわたしが街で見かけたどれよりもずっとずっとフォーマルだった。ゆったりとしたズボンは足首の刺繍入りの折り返しですぼまっており、それに合わせた膝丈のチュニックは複雑な紋様のビーズ刺繍が首まわりからボタンで閉じる脇のスリット、前後の長い縫い目にまでほどこされていた。それに合わせた息を呑むようなカシミールのショールはたいそう繊細なウールに絹糸でアラベスク模様がびっしりと刺繍され、あまりの美しさにわたしは荒れた手を引っこめていられず、慈しむように布を撫でた。わたしの反応に老齢の仕立て屋は優しい眼つきになり、それは家内の仕事ですといって、実演しつつ着かたを教えてくれた。その一式はホームズがポートサイドで買ってくれたサリーにもましてすばらしく、どこまでも優雅で、着た人が歩いたり坐ったり、なにかを取ろうとして手をのばしたときに突然ヌードになる危険がないという計り知れない利点があった。
「シャーロック・ホームズの愛弟子 疑惑のマハーラージャ」(ローリー・キング/山田久美子訳/集英社文庫)

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*追記 2010,12,09
英国×ボリウッドでは、「ベッカムに恋して」の監督グリンデール・チャダアイシュワリヤー・ラーイ・バッチャン主演で英文学「高慢と偏見」をボリウッド的に映画化したBride & Prejudice(2004)がありますね。こちらも映画トークをお楽しみに。

さて、当日は佐藤雅子さん選定による「印度ファッション賞」もあります。みなさん、ふるって着飾ってお越しくださいませ。
インド・ドレスコードということですが「インド服を持っていない〜」という方のために、パンジャビードレスやドゥパッターのレンタルもご用意する予定(500円〜)。ご希望の方は、メールフォームよりお問い合わせください。
また、参加の方にはもれなくインド・インポート アムリタさんご提供のプチ・プレゼントも差し上げます。

Bride & Prejudice

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