NHKアジア・フィルム・フェスティバル、10/15〜19開催
例年、インド映画がピックアップされる事でボリウッド・ファンからも注視されているNHKアジア・フィルム・フェスティバル。今年の上映作品は、このプログラムとも縁の深いサントーシュ・シヴァン監督の最新作「秘剣ウルミ バスコ・ダ・ガマに挑んだ男」Urmi(2011=マラヤーラム/英語)。サントーシュの上映作は、ボビー・ダーリン主演「ナヴァラサ」Navarasa(2007=タミル/ヒンディー)、アヌパム・ケールやラーフル・ボーズ出演の秀作「タハーン 少年とロバ」Tahaan(2008)に続く3作目。
主演は、サントーシュが撮影監督として参加した東京国際映画祭上映作「Raavan」ラーヴァン(2010)のタミル版でアイシュワリヤー・ラーイ・バッチャンの夫役を演じていたプリットヴィーラージ。ヒロインはイムラーン・カーン共演「Jaane Tu… Ya Jaane Na(わかる? わからない?)」(2008)でボリウッド再デビューしたジネリア・デスーザ。南インド映画界へ流れてブレイクした彼女、本年、サルマーン・カーン主演でリメイクされ全国ヒットとなった「Ready」(2011)のオリジナル・テルグ版(と言っても元ネタはボリウッド)でもヒロインを務めている。
共演は、サントーシュの撮影監督作「Meenaxi(三都物語)」(2004)や「名前にちなんで」のタッブー、今やアート系実力派女優としてリードするヴィッディヤー・バーラン、アーミル・カーン主演・監督の名作「Taare Zameen Par(地上の星たち)」(2007)の脚本を手がけ、シャーヒド・カプール主演「Kaminey(イカれた野郎)」(2009)で俳優としても注目された映画人アモーレー・グプテー(アモール・グプタ)、監督作「Wanted」(2009)が全国ヒットとなった南インドのダンサー/コリオグラファー/俳優/監督のプラブデーヴァ等。
その他、アジア・フィルム・フェスティバルではイラン映画「花嫁と角砂糖」、タイ映画「風の音、愛のうた」、中国「我が大草原の母」の計4作が上映される。入場料500円、期間中は連日1回のローテーションでハイヴィジョン上映され行きやすいのもいい。
公式ホームページ NHKアジア・フィルム・フェスティバル