ひんでぃーこれくしょん<S>
オススメ度 =陳腐 ★★=退屈 ★★★=平均点 ★★★★=面白い! ★★★★★=お気に入り!!
   
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オススメ・フィルミーソング
soldier soldier
アルカー・ヤーグニク
クマール・サーヌー
mera khwabon mein jo aaye
アルカー・ヤーグニク
tera rang balle balle
ソーヌー・ニガム
ジャスピンデール・ナールラー
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クマール・サーヌー
アルカー・ヤーグニク
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クマール・サーヌー
ヘーマ・サルデーサーイー
mere dil jigar se guzree hai
クマール・サーヌー
アルカー・ヤーグニク

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Soldier(ソルジャー)/1998 01.05.18 UP/02.08.22 Re ★★★★★
製作:クマール・S・ラウラーニー、ラメーシュ・S・ラウラーニー/監督:アッバース-マスターン/ストーリー・脚本:シャーム・ゴーエル/脚本:サーチン・バウミック/台詞:ジャヴェード・シッディクィー/撮影:トーマス・A・ザビエル/音楽:アヌー・マリク/詞:サミール/振付:サロージ・カーン、ガネーシュ/背景音楽:スレンデール・ソーディー/美術:シャロミスタ・ローイ/アクション:故アクバル・バクシー/編集:ハッサン・A・ブルマワーラー
出演:ラーキー・グルザール、ボビー・デーオル、プリティー・ズィンタ−、ファリーダ・ジャラール、 ジョニー・リーヴァル、スレーシュ・オベローイ、ダリープ・タヒル、シャラート・サクセーナ、アーシーシュ・ヴィダヤールティー、サリーム・ゴース、シータル・スヴァルナース、ジートゥ・ヴェルマ
特別出演:クルブーシャン・カールバンダー、パンカージ・ディール、プリヤンカ、アムルト・パテール

公開日:11月20日 (年間トップ2ヒット!)
FILM FARE AWARDS:アクション監督賞、ラックス新人賞(プリティー)
SCREEN VIDEOCON AWARDS:
新人賞(プリティー)、アクション監督賞、編集賞

STORY

武器弾薬強奪を計画したヴィレンドラ(ダリープ)プラタープ(スレーシュ)らDK一味に軍人の父を殺された過去を持つ「ソルジャー」ことヴィッキーことラージ(ボビー)。ボンベイ警察のACPカプール(アーシーシュ)より極秘の任務を帯びた彼は、武器密売組織に潜入するため、シドニー在住の令嬢プリティー(プリティー)に近づく。しかし、ひとつだけ誤算が生じた。それは、彼女が「ソルジャー」に恋をしたことだった。果たして復讐は・・・。

Revie-U

兄弟二人組のディレクター・デュオ、アッバース-マスターンだけあって、B級テイスト満載! ただし、思わせぶりの演出と二重三十重に入り組んだ構成、ワイルドなアクションとラヴコメから予想を覆す展開は、かなり難易度が高いかも??

長髪にサングラスのボビー・デーオル演ずる「ソールジャ」は、まるで「ドーベルマン」(1997=仏)のヴァンサン・カッセルか、「最も危険な遊戯」(1978=東映セントラル・フィルム)の鳴海昌平(松田優作)そのもの。
鼻の下がだんだん伸びるボビーのカッコよさは、破綻ギリギリ。そこがまたよい。
ヒロインのプリティー・ズィンターは、ディル・セDil Se...(1998)に続くデビュー2作目。登場ナンバー「mera khwabon mein jo aaye」では、「七年目の浮気」(1955=米)におけるマリリン・モンローの伝説的なスカート吹き上げシーンを再現!! ややぽっちゃりした彼女がふりまく「健康的なお色気」は、ソルジャーならずともメロメロになってしまうこと請け合い!

序幕早々からスレーシュ・オベローイダリープ・タヒルアーシーシュ・ヴィダヤールティーシャラート・サクセーナ等々、ボリウッドの名敵役・個性派役者の面々が集結しているのもうれしい(特にダリープがダンディ!)。
母親女優、ファリーダ・ジャラールラーキーが競演(ヴィレンドラに妻子がある第1幕の設定もポイント)。出番はファリーダがやや多いが、ラーキーはカランとアルジュンKaran Arjun(1994)の復讐の母を更にショッキングにしたシーンが用意されている。
なお、ボンベイ警察署長にクルブーシャン・カールバンダー、序幕で殺されるラージの父特ヴィジャイにBaadshah(帝王)(1999)の悪徳刑事役パンカージ・ディールが特別出演。

コメディー・リリーフ、ジョニー・リーヴァルが場面ごとに登場する瞼の兄弟一人五役という荒技は、「Johny Mera Naam(俺の名はジョニー)(1970)におけるI・S・ジョハールの一人三役をスープアップしたもの。
本作のストーリー・ラインは、Baazigar(賭ける男)(1993)と大して変わらない復讐劇だが、「ワルを装った主人公が殺された父親の友人である警察官から秘かに任務を受けて国際的な犯罪組織と闘う」という点では(国外ロケも含めて)共通項があり、脚本作りに先の「JMN」も念頭に置いていることだろう。

アヌー・マリクの音楽は粒ぞろいで、クマール・サーヌーの甘い低音、アルカー・ヤーグニクの雅な美声、ファンキーなジャスピンデール・ナールラーと、どれも楽しめる。
ミュージカル・シーンでは、サロージ・カーンガネーシュのシンプルな振付にオーストラリア&ニュージーランドの借景ロケが効果的(タイトル・ナンバー「soldier soldier」では、オペラハウスを見下ろすシドニー・ベイブリッジの天辺に立ったボビーがドラムを叩き、驚かされる!!! トム・クルーズなど裸足で逃げ出しそうだ)。
また、スレンデール・ソーディーの手によるスコアも印象的。
アクバル・バクシーの素っ恍けたアクション・センスも冴え渡り、ヴィッキーが情報を頼りにインディアン・レストランに乗り込むくだりは、ボリウッドのコメディ・アクション史上に残る名スケッチといえよう。
とにかく、B級アクション・ファンにはオススメの逸品。もっとも、本作はKKHH(1998)に続くトップ2とヒットはA級!! 意外にもボビーはマネー・メイキング・スターなのだった!!!

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*05.10.05 追記
なんとプリティーがFilm Fare Awards:Lux新人賞、Screen Video con Awards新人賞を、故アクバル・バクシーがアクション監督賞をそれぞれダブル受賞! また、玄人筋のScreen Video con Awardsだけにハッサン・A・ブルマワーラーの編集賞も頷ける。

 
 
 
 
 

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