ひんでぃーこれくしょん<P>
オススメ度 =陳腐 ★★=退屈 ★★★=平均点 ★★★★=面白い! ★★★★★=お気に入り!!
   
アッチャー・ソングス
pyaar diwana hota hai
deewana dil ne
pyaar achhc hota hai
yeh kya jaadoo sa
kya dilli kya jalandhar

ウディット・ナラヤン
ソーヌー・ニガム
アルカー・ヤーグニク
カヴィタ・クリシュナムールティー
ヴィノード・ラトゥード
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Pyaar Diwana Hota Hai(恋に狂って)/2002 02.08.31 ★★
ピャール・ディワーナー・ホタ・へ
製作:R・B・チョードリー/監督:キルティー・クマール/台詞:ジャヴェード・シッディクイー/撮影:ペーター・ペーリラ/詞:アナン・バクシー/音楽:ウッタム・シン/振付:ラージュー・スンダラム、ガネーシュ・アチャルヤー、ラガヴェンドラ・ローレンス/背景音楽:ボビー
出演:ゴーヴィンダ、ラーニー・ムカルジー、オーム・プリー、ラクシュミーカーント・ベールデー、キショール・バンサーリー、ファリーダ・ジャラール、アプールヴァ・アグニホートリー、ディーパック・ティージョリー、ジョニー・リーヴァル、ナヴィーン・ニスチョール、スミター・ジャイカル、マカランド・デシュパーンデー、ラザック・カーン、グッディー・マールティー
特別出演:ランバー
公開:4月26日


STORY

画家を夢見てデッリーにやって来たスンダール(ゴーヴィンダ)は、看板描きの仕事を得るが、やっぱり女の子とも付き合いたい! と、ひょんなことから聾唖の振りをする羽目に。そして、町で出会ったのが、アメリカからインド古典舞踊を習いにやって来て、師匠から聾唖者の表情を研究するように言われたパヤル(ラーニー)。スンダールは今更聾唖者じゃないと言えなくなって・・・。

Revie-U
 *結末に触れています。
早口が売りのゴーヴィンダから早口を取り去ったら??? そんな作品がこれ。
しかし、ストーリーというほどのものはなく、演出もD級とあって、面白くなるのは終盤になってから。
2幕目からスンダールはずっと聾唖の振りをし続けるのだが、パヤルに慕われれば慕われるほど罪の意識に嘖む。いよいよ終盤、「真相」を知ったパヤルがスンダールに言い求めるものの、彼は何も言おうとしない(この時のゴーヴィンダの表情がよい)。と、そこへドクターが現れ、本当の「真相」を明かす。
なんと彼は、贖罪とパヤルへの愛の証として、ドクターに去声(!)手術を頼んだのだった。ドクターは渋々承諾するが、それを見せかけと知ったスンダールが自ら舌を切り取ってしまった!! というもの。ゴーヴィンダ版「春琴抄」というわけだ。
何もそこまで、とは思うだろうが、過剰なところがインド人のメンタリティーでもあるし、また様々な苦行精神が生きるヒンドゥー社会がその背景に感じられる・・・。

もっとも、これはインド人観客にもまったくウケなかったようで、ゴーヴィンダ主演作では甥っ子ヴィネイ・アナンのための名前貸し作品Dil Ne Phir Yaad Kiya(心は後から記憶した)(2001)にさえ遠く及ばない大コケという有り様。
実にしんみりしたエンディングも悪要因だが、タミル映画のリメイクというのが大いに足を引っ張ったようだ(ラーニーはオリジナルを見て気に入っての出演というが)。
リメイクするからには南でヒットした作品なのだろうが、大抵のリメイク物はコケている。北インドの南嫌いを差し引いても、その安易な威勢が「リメイク物はつまらない」と言わしめているのだ。

さらに、全般的にミュージカル・シーンもかなり地味とあっては、ヒットなど望むべくもない。一応、スイス・ロケ「pyaar diwana hota hai」もあるものの、「yeh kya jaadoo sa」などゴーヴィンダがラモジ・フィルム・シティで一人踊り続けるという寂しさ。コケた要因にフィルミーソングの先行発売から封切りまで1年以上と間があり過ぎだったという説(撮影自体は数年前)もあるが、それ以前の問題だろう。
ちなみに「dewana dil ne」のメロは、Refugee(難民)(2000)の「aisa lata hai」のひねり。
それでも感心するのは、低予算の上、演出も冴えず、全体につまらないトーンと三拍子揃っていながら、ゴーヴィンダをはじめとする出演者がそれで手を抜いてるとか、馴れ合いでやっている雰囲気がないことだ。
特に、ゴーヴィンダは終盤の芝居がよく、本心はアジェイ・デーヴガンのように演技派としてやって行きたいという気持ちが感じられる。

ヒロインを演じるは、ラーニー・ムカルジー。古典舞踊の練習シーンが興味深い。新作「Chori Chori」(2002)に期待したい。
スンダールの仲間に、Dil(心)(1991)のデーヴ・アナンそっくりさんことキショール・バンサーリーDhlhan Hum Le Jayenge(2000)のディーパック・ティージョリー、そして毎度お馴染みのラクシュミーカーント・ベールデー
早口の看板描きにジョニー・リーヴァルが、途中からいなくなる聾唖の看板描きラザック・カーンの分も代行。
パヤルの父コラナ教授にHindustan Ki Kasam(インドの誓い)(2000)のナヴィーン・ニスチョール。その妻にSoldier(ソルジャー)(1998)のファリーダ・ジャラール。その友人夫妻にHum To Mohabbart Karega(恋しようよ)(2000)の汚職銀行員プラムード・モートゥーNa Tum Jaano Na Hum(2002)のスミター・ジャイカル
そして、なにかとパヤルの気を引こうとするが、まったく相手にされないヴィクラム役にHum Ho Gaya Aap Ke(2001)のアプールヴァ・アグニホートリー。彼は、もう完全なフラレ役専門役者と定着した模様。
エスプリの利いたドクター・S・プリー役にGhayal(傷ついた者)(1990)のオーム・プリー。
その他、スンダールを娘の恋人と勘違いする親父役にAjnabee(見知らぬ隣人)(2001)のナレンドラ・ベディ、ベランダの女役にグッディー・マールティーCompany(カンパニー)(2002)のナレーター、マカランド・デーシュパーンデーが乞食役でチラリ出演。
しかしながら、登場人物のそれぞれがストーリーにリンクして生かされているわけではないので、単なる寄せ集め出演の印象を受ける。やはり、大コケの要因は監督の力量不足か。

 
 
 

 

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