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ひんでぃーマサラこれくしょん<K> オススメ度 ★=陳腐 ★★=退屈 ★★★=平均点 ★★★★=面白い! ★★★★★=お気に入り!! |
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Kasam(誓い)/2001 01.12.24 ★★ 製作:ヴィカース・ヴァスワーニー、ヴィーナ・シャルマ/監督:シブー・ミトラ/原案:ジュティカ・ミトラ/脚本:ファイーズ・サリーム/台詞:マダン・ジョーシー/撮影:スシール・チョープラ/詞:アナン・バクシー/音楽:ヴィジュー・シャー/背景音楽:グルー・シャルマ/振付:P・L・ラージ、チンニー・プラカーシュ、レカー・チンニー・プラカーシュ/アクション:アクバル・バクシー/美術:ギャン・シン/編集:ヘーラ・シン 出演:ナスィールッディーン・シャー、サニー・デーオル、チャンキー・パーンディー、ニーラム、ソーヌー・ワーリーヤー、シャラート・サクセーナ、ヘマント・ビルジェー、アフムド・シャリフ、サダーシヴ・アムラープールカル 公開日:10月 STORY しがないトラックの運転手シャンカル(サニー)は、村の美しい娘ビンディア(ニーラム)に想いを寄せている。しかし、彼女は英国より招かれたエンジニア・バブー(チャンキー)と恋仲に。そこへ村の有力者ヴィクラム(シャラート)が横恋慕を入れた上、悪名高き盗賊カーラー(サダーシヴ)によって実力行使に出る。怒り爆発となるシャンカルだが、警官の父親をカーラーに殺され養子に出された過去が明かされる・・・。 Revie-U 「Gadar(暴動)」(2001)が年間トップ1の勢いでメガヒット、これを引き継ぎ新作「Indian(インディアン)」(2001)も好調なスタートを切ったサニー・デーオルながら、これら2作品の間にリリースされた本作はなぜか39%の入り。実はこれ、撮影年度がかなり前の作品なのであった。 もともとオヤヂ顔のサニーだけ見ていると大して気にならないが、共演のチャンキー・パーンディーは明らかに若い! 「Tezaab(劇薬/酸)」(1988)の頃とさほど変わらないのだ。ニーラムがヒロインということもあり、おそらく撮影はせいぜい1990年代初頭ではなかろうか。 そんなわけで、過剰にエスカレートしているボリウッド最新作と比べると見劣りするのも否めず、その辺が動員力の弱さに現れているのだろう。 そのサニーだが、本作でも自慢の怪力キャラクターとされていて、脱輪したジープを軽々と持ち上げてしまう。またヒロイン、ビンディアに片想いという設定も「Gadar」で活かされていたように人間機関車サニーへ感情移入し易い。 ライバル役のチャンキー・パーンディーは、1980年代後半〜1990年代前半に活躍していた二枚目スター。1万ルピーの懸賞金がかかった脱獄囚が英国から招かれたエンジニアに成り済まし・・・というキャラクター。故山田康雄を思わせる軽妙なノリが味なのだが、トップスターとして君臨するまでには到らなかった。 ヒロインのニーラムもチュンキー同様、旬は終わって、「HSSH(みんな一緒に)」(1999)の助演や「KKHH」(1998)のゲスト出演が印象に残る程度。踊りは達者なのだが、日本で言うハーフ顔がインド人の目に淡泊に映ってしまうのだろうか。 サポーティングには、刑務所帰りの詐欺師として徘徊する潜入捜査官マンガール役に名優ナスィールッディーン・シャー。クレディット・ビリングはトップで、「MMBSB(私を妻から救って!)」(2001)に通じるコミカルな芝居を見せる。 盗賊の首領カーラーに「Ishq(ロマンス)」(1995)のサダーシヴ・アムラープールカル、シャンカルの養父となるトラック運転手ハリ・シンに「カランとアルジュン」Karan Arjun(1994)でカージョルの父親を演じていたランジートが敵役でなく登場。 監督のシブー・ミトラは1970〜80年代に活躍、ゴーヴィンダのデビュー作も手掛けている。チャンキーのデビュー作でニーラムとの共演作「Aag Hi Aag」(1987)や本作3人をキャスティングした「Paap Ki Duniya」(1987)などチャンキーやニーラムもお気に入りであったようだ。 ただ演出としては平均的マーサラー作品に留まり、10年近く経てしまうとさすがに散漫な印象を受ける。 |
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