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アッチャー・ソングス
meri
zindagi hai tu
アルカー・ヤーグニク
ウスタッド・ヌスラット・ファテ・アリー・ハーン
ishq da rutba
ウスタッド・ヌスラット・ファテ・アリー・ハーン
wallah yeh ladki
アビジート
ウディット・ナラヤン
teri yaad ayi
ウスタッド・ヌスラット・ファテ・アリー・ハーン
ウディット・ナラヤン
o rabba
ジャイ・シュリー・シヴラム
baha na aansoo
ウディット・ナラヤン
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Kartoos(弾頭)/1999 01.12.03 ★★★
製作:フィローズ・A・ナディアドワーラー/監督:マヘーシュ・バット/原案・脚本:ロビン・バット、アカーシュ・クラナ/台詞:アナン・ヴァルダン/撮影:ボーシャン・パテール/音楽:ウスタッド・ヌスラット・ファテ・アリー・ハーン、アヌー・マリク、バリー・サグー/詞:マジローン・スルタンプリ/振付:ファラー・カーン、ガネーシュ、ガネーシュ・ヘグデー
出演:サンジャイ・ダット、ジャッキー・シュロフ、マニーシャ・コイララ、グルシャン・グローバー、アスラニー、ティナ、ラザック・カーン
STORY
海外から無差別テロを行うアンダーグラウンドのボス、ジャガート(グルシャン)を制裁するため、ボンベイの熱血警官ジャイ(ジャッキー)は、凶暴な囚人ジート(サンジャイ)を超法規ヒットマンに仕立て上げ、海外へ送り出す。だが、ジートは空港で出会ったミニー(マニーシャ)と恋に落ちてしまい・・・。
Revie-U
警官のジャッキー・シュロフが囚人サンジャイ・ダットを堀の外へ連れ出す、と言えば、「Jung(闘い)」(2000)を思い出す。
オープニングのテロ・シーン。爆弾が仕掛けられる公園で遊ぶ子供たちのモンタージュは「T2」(1991=米)、子供たちが歌う童謡は「戦争のはらわた」(1975=米)を思わせる。エクステンションによるロン毛メイクの囚人サンジャイが手足を鎖で繋がれ独房から護送されるのは「ザ・ロック」(1996=米)、そして先の「Jung」にも引き継がれている。
だが、本作は基本的に「ニキータ」(1990=仏)の翻案である。ボリウッドのリュック・ベッソン物は、「レオン」(1994=米)が「Bichhoo(サソリ)」(2000)としてフルコピーされているので2本揃っていることになる。
しかしながら、「ニキータ」は潜在的な暴力を秘めた少女が殺し屋となることでより可憐な少女性を炙り出そうとするのがベッソンの狙いであった。いくら愛を知ったとは言え、これをサンジャイに置き換えたところで面白味に欠けるのは当然だ。企画の段階で失敗と言える。脚本にロビン・バットの名が連ねられているが、やはり今回は不調であった。全体に凡庸な印象なのは、「Duplicate(瓜二つ)」(1998)同様、冴えているとは言い難いマヘーシュ・バットの演出にある。
無差別テロに巻き込まれた被害者の少女や遺族の訴えに胸を痛め、海外からテロを指示するアンダーワールドの大物を超法規的処理しようとする熱血警官ジャイ・スーリヤヴァンシーのキャラクターも、ジート以上の冷血で、第3幕は彼の存在が脅威となって実質の敵役となる。演じるジャッキーは例の如く虎目を光らせているが、役そのものが単調であるのが残念だ。
サンジャイ扮するジート・バルラージは、警察署に乗り込んでの銃撃戦、裁判所よりの脱走を厭わない極悪の野獣ながら意外とナイーヴな青年。そのために「ニキータ」そのままの殺しの司令に悩むのだが・・・。
「最高の映画俳優は、誰が見てもまるで演技を感じさせない程にまで、その役をもってゆく」とは、マイケル・ケインの弁であるが、サンジャイが「最高の映画俳優」であるかは別として、彼が見せる力みのないリアクションは毎回感心させられる。
縁談のためにロンドンの伯父を訪ねるミニー役が、マニーシャ・コイララの役どころ。英語も苦手、海外渡航も初めてというのをひた隠して、飛行機に乗り込むのが可笑しい。
設定上はロンドン・シーンもあるものの、サンシティ、ケープタウン、ヨハネスブルグなど南アフリカでアウトドア・ロケーションが行われた。わずかにアンダー気味の乾いたルックに、ウスタッド・ヌスラット・ファテ・アリー・ハーンの深遠なヴォーカルがよくマッチしている。
またデジタライズされたヴァーチャル・バックグラウンドでのミュージカル・ナンバー「teri yaad ayi」は、プロモーション・クリップのディレクター、ケン・ゴーシュの手によるもの。シュールめいた心象的なコンテは「Hey
Ram!(神よ!)」(2000)でも見られ、「Dil
Hi Dil Mein(心こそ心)」(2000)などヴァーチャル・ミュージカル・シーンはこの時期のモードでもあった。
サポーティングは、特別出演程度の出番ながらアンダーグラウンドのドン、ジャガート・ジョギア役にグルシャン・グローバーが白髪白髭で登場。ジャッキーの部下に第1幕のみ、ラザック・カーンが。
そして、超法規ミッションの部下サークシー役に、C級ローカル映画「Aaag
Hi Aag(火には火を)」でお色気殺し屋マダムを演じ、ジャッキーとも共演済み、「Baaghi(反逆者)」(2000)でセカンド・ヒロインに昇格したティナが配されている。
気になるクリーナー役であるが、残念ながら登場せず。ジャッキー、サンジャイに一目置くようなキャスティングとなると、アミター・バッチャン?? ビッグスターは無理として、味のあるバイブレイヤーを選ぶとすると、シャクティ・カプールかアヌパム・ケールあたりか。どうせなら、「Bichhoo」ばりにフルコピーして頂きたかった。
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